「車中泊なら宿代かからないし、安く旅できるでしょ」って思いません? 僕もそう思ってました。思ってたんですよ、出発するまでは。
先日、2泊3日の車中泊ソロ旅に出かけたんですが、出発前に見積もった予算は約3万円。帰ってきてレシートをかき集めたら、合計52,000円を超えていて正直引きました。どこでこんなにズレたのか、自分なりに振り返ってみます。これから車中泊旅を考えている方には、僕と同じ轍を踏んでほしくないので。
出発前の見積もりと実際の出費──レシートで振り返る”ズレ”の正体

ガソリン代・高速代・RVパーク利用料の甘すぎた計算
僕の愛車は軽自動車なので燃費はそこそこいい。だから「ガソリン代は5,000〜6,000円くらいかな」と雑に見積もっていたんですが、実際は9,800円。後述する深夜の移動で想定外の距離を走ったせいです。
高速代も「できるだけ下道で」と思っていたくせに、初日に時間が押して結局使った。ETC明細を見たら往復で6,400円。RVパークの利用料も1泊2,000〜3,000円くらいだろうと思っていたのに、実際に利用した場所は1泊3,500円。合計で2泊分7,000円。
交通費と宿泊費だけで23,200円。ここで予算の7割以上が消えてます。
「現地で買えばいい」が生んだコンビニ・道の駅での衝動出費
これ、意外だったんですが一番じわじわ効いたのがコンビニと道の駅での買い物。食事は自炊メインのつもりだったのに、初日の昼に道の駅で「地元の漬物」「ご当地サイダー」「手作りパン」……気づいたら1回で2,300円。
夜も、調理するのが面倒で結局コンビニ弁当。翌朝もコンビニコーヒーとおにぎり。2泊3日のコンビニ・道の駅レシートを合計したら、食費だけで11,400円になっていました。自炊すれば3,000〜4,000円で済んだはずなのに。
イワタニ ジュニアコンパクトバーナー CB-JCBを持っていったのに、一度も火をつけなかったのは笑えない。
車中泊ならではの判断ミスで飛んだお金と時間

真夏の平地で眠れず深夜移動──標高と気候を読まなかった代償
今回の最大の失敗がこれ。7月の旅だったんですが、最初に車を停めた場所が平地のRVパーク。夜になっても車内温度が32℃から下がらない。マキタ 充電式ファン CF102DZを回しても熱風をかき混ぜるだけ。
結局、夜11時に諦めて標高の高い場所まで1時間半移動しました。深夜のガソリン代、移動の疲労、そして最初のRVパーク代は返ってこない。この「やり直し」で推定3,500円くらい余計にかかってます。
事前に北海道キャンピングカーひとり旅の費用まとめ記事などを読んでいたのに、「夏の平地がどれだけ暑いか」を自分ごととして捉えられていなかった。
「無料駐車場」を転々として結局キャンプ場に課金した夜
2泊目、少しでも費用を取り戻そうとして「無料で停められる場所」を探し回った結果がこれです。トイレがない、街灯が明るすぎる、そもそも車中泊していい場所かわからない──不安になって3か所を転々として、最終的にキャンプ場のオートサイト(1泊2,500円)に滑り込みました。
ガソリンと時間を浪費した上に結局お金を払っている。本末転倒ってまさにこのことで。道の駅での仮眠も考えたんですが、あくまで仮眠・休憩の場所なので、ホテル代わりに泊まるのは違うと思ってやめました。最初からRVパークか公認の車中泊スポットを予約しておけばよかったんですよね。
失敗を3つに分類したら”次に削れる費用”が見えてきた

帰宅後、レシートをテーブルに広げて分類してみました。車中泊日本一周の費用をまとめた方の記事を読むと、84日で53万円台。1日あたり約6,400円で収めている。僕は2泊3日で52,000円、1日あたり17,000円超。さすがにこれはまずい。
見積もりミス──調べれば防げた項目
高速代とRVパーク利用料は、出発前に5分調べれば正確な数字がわかったはず。ガソリン代も走行ルートから概算できた。これだけで約5,000円のズレが出ていて、全部防げた出費です。
衝動買い──疲労と孤独感がトリガー
一人旅って、ふとした瞬間に「まあいいか」って財布の紐がゆるむ。特に運転疲れのあとのコンビニは危険。初めて車中泊旅をした方の体験記にも似たような話があって、「あぁ、みんな同じなんだな」と少し救われました。
自炊の準備をしていたのに面倒で外食に逃げた分が約7,000円。キャプテンスタッグ ラーメンクッカー UH-4202で湯を沸かすだけでもだいぶ変わったはず。
判断ミスによる損失──撤退・移動・やり直しの隠れコスト
深夜移動のガソリン代、使わなかったRVパーク代、転々とした分の燃料費。合計で推定6,000〜7,000円。これが一番もったいなかった。判断ミスって、かかったお金だけじゃなく体力と睡眠も削るから翌日のパフォーマンスにも響く。
「次は3万円で収める」ために変えること
出発前に”使い切り予算”を分ける
次の旅から試そうと思っているのが、封筒に現金を分けて入れる方法。「食費5,000円」「交通費15,000円」「予備5,000円」みたいに物理的に分ける。電子マネーだと際限なく使ってしまうので、あえてアナログで。
自炊の比率を上げるために、ダイソー メスティン(1合用)と尾西食品 アルファ米 わかめご飯を車に常備しておく予定。お湯を注ぐだけで食べられるから、疲れていても「面倒だからコンビニ」に逃げなくて済む。
車中泊スポットは最低2か所を事前確定しておく
今回の反省で一番大きいのはここ。「行けばなんとかなる」精神は、車中泊では通用しませんでした。特に夏場は、平地と標高800mでは別世界。ロゴス 冷え冷えシーツやサーモス ソフトクーラー REQ-005のような暑さ対策グッズを積んでいても、そもそも停める場所の気温が高かったらどうにもならない。
女性一人で日本一周した方のレポートを読んでも、事前のスポット確保がどれだけ重要かが伝わってきます。
まとめ
予算3万円が5万2千円。差額の2万2千円の内訳は、見積もりの甘さが5,000円、衝動買いが7,000円、判断ミスによる損失が7,000円、その他細かい出費が3,000円。
書き出してみると、どれも「出発前の30分」で防げたものばかりで、ちょっと悔しいです。でもこの失敗があったから、次の旅ではもう少し賢くやれる気がしてます。
……気がしてるだけかもしれないけど(笑)。まあ、自分のペースでやっていきます。
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