出発前夜、荷物を軽自動車に積み終えて「よし、完璧」と思った。なのに布団に入ってから「あれ、ゴミ袋って積んだっけ」「窓の目隠し、サイズ合うかな」と頭がぐるぐる回り始めて全然眠れない。
この感覚、車中泊一人旅を考えたことがある方ならなんとなく分かるんじゃないですか? 私は初めてのソロ車中泊旅で、結局コンビニに3回も戻るハメになりました。しかも全部「初日だけ」に必要だったものです。

出発前夜の不安の正体は”初日だけ”の準備が見えていないこと
ネットで「車中泊 持ち物リスト」を検索すると、たいてい旅全体の装備一覧がずらっと出てくる。テント、タープ、調理器具、着替え一式……。でもこれ、情報が多すぎて逆に混乱するんですよね。
私が初日に3回コンビニへ走った理由は単純で、「初日の夜を車内で過ごすために最低限何がいるか」を切り分けて考えていなかったから。旅全体の荷物は完璧なのに、到着してすぐ必要なものが埋もれていたり、そもそも入れ忘れていたり。ウェットティッシュ、飲料水の予備、窓の結露を拭くタオル——どれも些細なものばかりだったのが余計に悔しかったです。
初日だけで実際にかかった費用を1円単位で公開する
初日の内訳
これは昨年の秋、埼玉から出発して山梨方面のRVパークに泊まったときの記録です。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| ガソリン代(約120km) | 1,480円 |
| 高速代(片道) | 1,320円 |
| 昼食(SA) | 890円 |
| 飲料・おやつ | 430円 |
| 夕食(コンビニ弁当+味噌汁) | 780円 |
| 入浴(日帰り温泉) | 700円 |
| RVパーク利用料 | 2,000円 |
| 合計 | 7,600円 |
正直に言うと、思ったより飛んだのは高速代と入浴代でした。下道で行けば高速代はゼロだし、温泉を我慢すれば700円浮く。でも初日ってただでさえ緊張してるから、温泉でリラックスする時間は削りたくなかった。逆に食費は意外とかからない。コンビニ弁当と車内で沸かしたお湯で即席味噌汁、これで十分満足できます。
季節やスポットで変わる初日コスト
夏に標高の低い場所を選んでしまうと、暑さ対策でMakita 充電式ファン CF102DZのようなポータブルファンが必要になるし、冬はIwatani カセットガスストーブ マイ暖を回すためのガス缶代がじわじわ効いてくる。季節を甘く見ると、装備の追加出費で初日コストが1.5倍になることもある。最初の旅は気候が穏やかな春か秋がやっぱり安上がりです。
二度とコンビニに戻らないための初日専用チェックリスト

車内就寝まわり
ここが抜けると、初日の夜が地獄になる。
- 目隠しシェード:BONFORM 車中泊用カーテンを使っています。吸盤式のやつを最初に買ったんですが、夜中に「バサッ」と落ちてきて心臓が止まりかけた。それ以来カーテンタイプ一択です。
- マット:FIELDOOR 車中泊マット 5cm厚。軽自動車はシートの段差がひどいので、これがないと腰をやります。一度マットなしで寝て翌朝まともに運転できなかったのは苦い思い出。
- 寝袋:Coleman パフォーマーIII C5。秋口でもこれ一枚でいけた。真冬はさすがに厳しいので、別途インナーシュラフを足してます。
- 換気:窓を数センチ開けておかないと結露がすごい。防虫ネットを挟むのを忘れずに。
食事・水分・ゴミ処理まわり
到着が夕方以降になると、周囲に店がないことも普通にある。
- 水は2Lペットボトル最低2本。飲む用と手を洗う用。
- Iwatani ジュニアコンパクトバーナー CB-JCBとカップ麺があれば、最悪なんとかなる。
- ゴミ袋は3枚以上。コンビニの袋をアテにしていた過去の自分を殴りたい。
- Thermos 山専用ステンレスボトル FFX-501にお湯を入れて出発すれば、到着直後にコーヒーが飲める。初日の夜、知らない場所で温かい飲み物があるだけで気持ちが落ち着きます。
出発30分前の「5か所チェック」
私はこれを車のサンバイザーに挟んでいます。
- 運転席足元──シェードやマットで塞がっていないか
- 助手席──すぐ使うもの(財布・スマホ充電器・飲み物)が手の届く位置にあるか
- 後部座席──就寝スペースをフラットにできる状態か、荷物で埋まっていないか
- トランク──ゴミ袋・タオル・着替えなど「到着直後に使うもの」が上に来ているか
- 車外──タイヤの空気圧、ライト類の点灯確認
これだけ。この5つを出発前にやるようになってから、コンビニUターンはゼロになりました。
初日の車中泊スポット選びで外せない条件
トイレ・標高・電波の3つ
初めての車中泊で一番後悔しやすいのが「トイレが遠い・汚い」問題。夜中に暗い道を歩くのは普通に怖い。標高が低いと夏は蒸し風呂になるし、携帯の電波が入らないと、何かあったときに詰む。この3つはGoogleマップの口コミで事前に確認できるので、面倒でもチェックしておいたほうがいいです。
初日は「自宅から2時間圏内」がちょうどいい
意外と見落としがちな話で。初日って運転の疲れに加えて、慣れない車内での就寝準備にも時間がかかる。移動に4〜5時間もかけると、着いた頃にはもうヘトヘトで楽しむ余裕がない。
私の初回は道の駅どうしの近くまで行ったんですが、片道2時間弱だったおかげで到着後にゆっくり散策もできた。RVパークならRVパーク ヴェルニーのように予約制で区画が確保されている場所を選ぶと、「着いたら満車」という心配もなくて安心です。道の駅は仮眠や休憩には便利ですが、長時間の滞在や連泊向きではないので、初日の拠点にはRVパークか公認の車中泊スポットを選ぶのがおすすめです。
まとめ
初日に3回コンビニへ戻ったあの夜、正直「やっぱり自分に車中泊は向いてないのかも」と思いかけました。でも原因は才能じゃなくて、ただの準備不足だった。
初日の費用は工夫次第で5,000〜8,000円くらいに収まるし、チェックリストがあればコンビニに逆戻りすることもない。Snow Peak チタンシングルマグ 300でコーヒーを淹れながら、静かな夜の駐車場でぼーっとする時間——あの良さは、一度やってみないと分からないです。
最初の一泊は、自分のペースでいいと思います。遠出しなくていい。完璧じゃなくていい。ただ「初日に何がいるか」だけ押さえておけば、きっと二泊目も行きたくなりますよ。
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| こんな方に | おすすめ商品(Amazonで見る) | メリット | デメリット |
|---|---|---|---|
| 窓の目隠し・プライバシー確保 | BONFORM 車中泊用カーテン | ✅ 吸盤落下の心配なし、装着簡単 | ⚠️ 車種によって調整が必要 |
| 軽自動車のシート段差による腰痛 | FIELDOOR 車中泊マット 5cm厚 | ✅ 厚さ5cm で快適性向上、収納コンパクト | ⚠️ 床面積を取る、蒸れやすい |
| 初日の夜間保温・快適な睡眠確保 | Coleman パフォーマーIII C5 | ✅ 春秋対応、手入れ簡単 | ⚠️ 冬は別途インナーが必要 |
| 到着後の食事準備・温かい飲料確保 | Iwatani ジュニアコンパクトバーナー CB-JCB | ✅ 軽量コンパクト、火力充分 | ⚠️ 風の影響を受けやすい |
| 出発時のお湯保温で初日の不安軽減 | Thermos 山専用ステンレスボトル FFX-501 | ✅ 保温性能高、落ち着き感あり | ⚠️ スペース取る、やや重い |
| 初日のゴミ処理・車内環境維持 | CAPTAIN STAG 車用ゴミ箱 オムニス | ✅ 専用設計、取付簡単、複数枚管理可 | ⚠️ 容量限定、定期的な処理必要 |
| 夏季出発時の暑さ対策・快適性確保 | Makita 充電式ファン CF102DZ | ✅ 無音運転、USB充電対応 | ⚠️ バッテリー切れリスク、価格高め |
⚠️ 注意(道の駅での車中泊): 国土交通省のガイドラインでは、道の駅の駐車場は「運転疲労回復のための仮眠」を目的としており、ホテル代わりの連泊・宿泊利用は想定されていません。また、車外でのテーブル・椅子の展開、タープ設置、火気使用などの「キャンプ行為」は禁止です。連泊や快適な車中泊を楽しみたい場合は、RVパークや公認の車中泊スポットのご利用をおすすめします。

